スポンサードリンク

非行も同じ!

この記事は2分で読めます

こんばんは。
以前、非行少年のお父さんからご相談があった時に

家業を継ごうとしない

という悩みを抱えていたことがありました。

結論とすれば

継ぐも継がないも本人の自由

です。

それに、このような家業を継ぐ継がないという問題の主たる原因はお父さん(親)にあることが殆どです。

簡単に言ってしまえば、お父さん(親)自身が

前向きに仕事をしていない

ということです。

 

嫌々やっている仕事を誰が継ごうと思うでしょうか?

なかにはそのような親でも、家業を継ぐ子供もいるでしょうが、客観的に見れば「継ぎたくない」と拒んでも納得せざるを得ない生き方を親がしているのです。

どんな仕事であろうと、人の為になっていることは事実です。

少なくとも、父親(母親)が前向きに働き、お客様にも親身に対応して信頼関係を築けている姿を子供が見ていれば、継ぐ確率は多少なりとも高くなると思います。

職場の飲み会も似ていますよね?

飲みに行っても愚痴や説教等とマイナスな話ばかりをする上司や先輩の飲み会には誰も行きたがらないと思います。

ゆとり世代とかさとり世代とかは言い訳でしかなく、今の若い人たちも
この人から何かを学びたい

この人と飲みたい

という感情は普通にありますので。

 

部下や後輩を飲みに誘っても断られる方は、彼らを批判する前に自分自身を見つめ直してください。

ネガティブな人にはネガティブな輪ができ、ポジティブな人にはポジティブな輪が自然とできます。

 

どちらも自分で選ぶことができますし、どっちが正しいとかはありません。

 

自分自身が納得できている生き方なのであれば正解なので(^^)

非行にはしる子供も小さい時から親の背中は間違いなく見ています。

親がブレれば、当然子供もブレる

子育て本などに書いてある言葉をいくらかけようが、本心から親が思っていなければ当然無意味、もしくは逆効果になることもしばしばです。

本心から子供と向き合う気がないのであれば、子供自身が割り切って生きていくのを待つしかないでしょうし、非行更生も他人任せの親に良好な親子関係を築くことは困難でしょう。

人間は良くなる変化も悪くなる変化も、無意識で避けるものです。

だって

今のままの方が楽だから・・・

アドラー心理学を引用するのであれば

 

現状に不満はあっても、不安はないのだから

 

ということですね。

非行の更生に関しても、変わらない(変わろうとしない)親御さんは根本には、子供に

更生してほしくない

と思っている親御さんも少なくありません。

 

突き詰めれば

自立してほしくない

のです。
ですが、変化を恐れて前に進まない以上、何も変わらないということを親がしっかりと理解しなければ、子供と向き合うこと(非行更生)はできないでしょう。

非行の問題に向き合うも向き合わないも自分も親御さん次第です。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

スポンサードリンク

プロフィール


はじめまして。
元警察官で現在は成人非行更生を
専門としたカウンセラーをしている
内藤佑と申します。

プロフィール詳細

スポンサードリンク

Youtubeチャンネル