こんにちは。
今月が終わって7月に入ると子どもの非行や自殺願望が多くなる夏ですね。
2020年度は777人の子ども2521人の20代の若い人たちが自ら命を絶ったわけで、このうちの少なくとも40%くらいの人たちは、対応方法によっては助かったかもしれないって個人的に考えています。
子どもの非行やひきこもり、親子関係の改善を進めていく上でも
【先ずは親が変わること】
を進めていかないと良い結果にはなりづらいですし
子どものことを本気で愛しているならやれる(変われる)はず
です。
もしこうした状況下で変わらないのであれば、子どものことをも愛しているいう言葉は薄っぺらくなります。
上っ面で子どもを愛しているって言って、結局のところ自分のことが可愛いだけで、自分が悲劇のヒロインのように思われたい、自分のことを心配してほしいと言わんばかりに感じてしまいますし、子どもは他人以上にそう感じてますます悪い方向へ進んでいくリスクが高くなります。
子どもの非行のほとんどがSOSなのに、正面で受け取ろうともせず、否定したり、怖がったり、他人に丸投げしたりする。
子どもが小さい時に怪我した時とか
「ねーママ、見て・・・😢」
って傷口を見せてきたり、痛みを分かって欲しい、「大丈夫だよ」って言われたいっていう言動があるじゃないですか。
子どもの非行をはじめとした言動って、そうしたこととほぼ同じだと思っても過言ではありません。
子どもに干渉し過ぎて、何か言えば怒られたり、親のいう通りにならないと手をあげたり否定したりして、小さい時の子どもは、今子どもの非行などで悩んだり怖がったり、苦しんでいる親と同じきような気持ちだったことがほとんどです。
言葉の印象は違いますが
「
『ママー、ここから血が出てて痛いよー泣』
『お前(親)らが苦しむことをしてやる』
は伝えたい気持ちは同じです。
「人の痛みを知って、人を傷つけてはいけない」と教えてきた親が、気付かないうちに子どもに痛みを与えて傷つけてしまっていることは、想像以上に多いと思います。
本気で子どものことを愛しているなら、先ずは自分が先に変わらないとダメですよやっぱ。
本気で愛している、あるいは本気で愛したいけどその方法が分からない・・・という親御さんは支えようがありますが、そうではない場合は正直「支えたいとは思わない」ですね。
一人で全力で支えられる人数には限界がありますし、「だからこそみんなで支えて」なんていう言葉もありますが、それは現実を知らない場合が殆どなので、現実的ではないわけです。
だったら、中途半端な覚悟の親御さん2人(組)を支えるなら、本気で覚悟を決めた親御さん1人(組)のフォローに徹した方が、長い目でみても笑顔な家庭を増やしていけることになります。
理想を言えばどんなご家庭もしっかり支えてフォローしていくことですが、現実は厳しいのと個人的には現実的に考えていく方が好きなので、自分の身の丈に合った目標を掲げてこれからも努めていきたいと思います。
本気で子どもの更生(自律)や親子関係の改善を望むのであれば、言い訳せずに行動し続ける覚悟を持たないと良い方の道は拓いていかないんですよねって話でした!
親として子どもに遺せる財産は何なのか??
一度考え直してみるのも良いかもしれませんね。
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