スポンサードリンク

【非行 ひきこもり】子どもが死を選びやすくなってしまう親の聴き方とは?

この記事は4分で読めます

こんにちは。

 

また闇バイト(強盗致傷)で都内などに住む16歳から20代前半くらいまでの男女10人弱が逮捕される事件が起きましたね。

 

自殺同様に長期休暇中などはこうした犯罪に知らない間に巻き込まれたりしやすいので注意が必要です。

 

そうした非行などにもなりやすく、子どもが自殺などに追い込んでしまいやすいコミュニケーションについて今日はお伝えします。

 

直接触れ合うコミュニケーションや、言葉でのコミュニケーション、料理など非言語のコミュニケーションなど、相手との関係を深めていく方法は意外と色々あるものですよね。

 

そして非言語の中で最も信頼度を測りやすのが

 

 沈黙のコミュニケーション

 

になります。

 

ざっくり言うと

 

 会話をしなくても同じ空間にストレスなく居られる関係

 

 

 相手が話すまで待てる心の余裕が伝わる空間

 

がこれに当たります。

 

前者は言うまでもなく、本当に仲の良い夫婦や友達関係が分かりやすいですね。

 

車で一緒に長時間乗っている時に、会話がなくても何か落ち着く。
部屋にいてお互い違うことをしているのに自然と集中できる。

 

そんな関係ですね。

 

後者に関しては、警察の取り調べの時などによくある状況だったり、一般的には好きな人に告白する時とか、誰にも話したことのない悩みを誰かに打ち明ける時とか、、、沈黙がありませんか?

 

相手が何かを伝えようとしている時】に受け止める側に大切なことは

 

 ・言える雰囲気を作ること
 ・相手が話すまで待つこと

 

だと私は考えています。

 

もちろん、人の性格は十人十色なので、相手によっては

 

 ・どうしたの?

 ・何があったの?

 

などと受け止める側から背中を押して聴くこともありますが、そうであったとしても上記のスタンスがないと言いにくくなりますよね?

 

ここでかなりNGなのが

 

 ・何があったの?どうしたの?などの詰問で聞こうとする事
 ・「早く話してよ時間がもったいない」などの高圧的な聴き方
 ・話の途中で遮ることをする聴き方
 ・一通り聴いた後に開口一番に「それは違うと思う」などの否定や持論を投げること
 ・よそ見をしたり、つまらなさそうに聴くこと
 ・「聞いてる聞いてる」など同じこと2回言う(こう言う場合たいてい聞いていない)

 

などがあります。

 

そして、これら全てをやりがちな関係が

 

  親子関係

 

になります。

 

子どもの年齢がだいたい3歳を超えてくると親御さんは上記のような聴き方をしがちです。

自分が子どもや旦那さん、奥さんからそう言う聴かれ方をしたら怒るくせに。

 

また子ども同士の関係が悪い場合によくありがちなのが

 

 子どもの前で別の子どもの話を聴くときと聴き方が違う

 

例えば上の子が5歳、下の子が3歳だとした時に上の子には上記のような聴き方、したの子には笑顔で相槌もうってちゃんと聴く聴き方をしているなどですね。

 

想像つくと思いますが、こうした聴き方を続けると、子どもが相談しなくなったり、自分の存在価値を否定しやすくなったり、常習的に嘘をついたり、いじめの加害者になったり、最悪

 

  ’’死を選ぶ’’

 

 

  ’’人を殺めるか’’

 

の決断にいきかねないので結構注意が必要なんですよ。

 

昨日も60代の母親が息子に殺害される事件がありましたよね。

 

あなたは大丈夫ですか?
さっき列記した聴き方をやっていませんか?
子どもに人と話すときはどうしなさいって教えていますか?

 

聴いているようで聴いていないは、、、不信感を生みますからね。
だったら聴かない方がまだマシです。

 

あとは

 

 聴いて’あげる’

 

などの

 

 上から目線

 

も特に思春期以降の場合は注意しましょう。

 

これは以前に投稿で

 

 相手から「今から話すことは誰にも言わないで」と言われた時に『じゃあ俺にも言わない方がいいよ』

 

という返し方をするとお伝えしましたが、これも無意識に話し手がやりがちな言い方なので、相手によってはとても不愉快に感じます。
少なくとも私は不愉快です。

 

話を聴いてもらいたい相手なら、素直に話しを聴いてほしいと伝えれば、たいていの場合は聴ききますし、他人に話すこともないでしょう。

 

もし相手にちょっとでも「誰かに話すかもしれない」と言う陰りがあるなら秘めておいた方が良いでしょうね。

 

死ぬまで誰にも話さないであろうことなんて、4つ5つくらいあるのが自然ですし、相手のプライベートを知り尽くすことが信頼関係というわけでもありません。

 

「子どもが交友関係を話してくれないので把握できません」
「子どもが学校でのことを話さないんです」
「子どもがいつも嘘をつくんです」

 

などのご相談もありますが、反抗期で親に話したくないと言う理由以外は

 

 親の聴き方に問題がある

 

ことがほとんどです。

 

相手のことを知りたい場合は

 

 聴き方に問題はないかどうか
 伝え方に問題があるかどうか
 自分(親)の言動が一致しているかどうか
 

など

 

・子どもが話たいと思える存在なのか?
・子どもが言いやすい空気が整っているのか?

 

観察しながら、改善するところは改善が必要になります。

 

聴き方や伝え方って、すごくシンプルですがやってみると

 

 

 結構難しい

 

ですよね。

 

特に自分でやっていく場合は、あっているのかどうかも分からなかったりするので尚更難しいと思います。

 

私も14年前はかなり苦戦しましたし、誰が教えてくれるわけでもなかったので、毎日出歩いて非行少年や家族会議などに首を突っ込んで場数を踏んで学んできました。

 

ただ、こうした

 

 【傾聴力】【対話力】

 

がないと、子どもを守れない時代に突入しているので・・・やるしかないんです。

 

最悪の事態が起きてから

 

 『あの時やっておけば・・・』

 

って思ってももう遅いですからね。

 

後悔しない選択と決断を意識しながらいきましょう!

 

 

それではまた。

 

ご相談のご予約はコチラ

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

スポンサードリンク

プロフィール


はじめまして。
元警察官で現在は成人非行更生を
専門としたカウンセラーをしている
内藤佑と申します。

プロフィール詳細

スポンサードリンク

Youtubeチャンネル