とはいえ、生きていけなくなったわけではないのと、ティッシュやトイレットペーパーのメーカーなどの情報では週明けには補充される見通しとのことなので、それは良しとしています。

持病があったり、花粉症、幼いお子様のいる方々を想うと心苦しくなりますが、不平不満をブツブツ言っていても状況が変わることはないので、頭と心を遣って切り替えていこうと思う３月初日です。

そんな中、先日

『新型コロナウイルスについてどう思いますか？』

とクライアントさんに質問されたので、新型のインフルエンザが流行しているというイメージなので、いつも以上にうがい手洗いと睡眠と適度な運動とストレスを溜めない人間関係を築いておくことと、不要に人混みにはいかないことなどに気をつけていれば個人的には良いと思っています。

という話をした後に

『このコロナの問題ってほぼ非行やひきこもりの問題と重なるんですよね』

とカウンセリングに繋げて話しました。

’’非行やひきこもり’’を’’新型コロナウイルス’’と置き換える。

親は子供が新型コロナウイルス（非行・ひきこもり）にかかると、パニックになりネットなどに落ちている

「お湯を飲めば予防できる」（認めて褒めてあげると更生する）
「ウイルスは２６〜２７度で死滅する」（愛しているって子供に言えば大丈夫）
「ニンニクやショウガが効く」（突き放せば時期に更生する）

などという根拠も誰が発信源かも分からない情報を鵜呑みにする。

その結果、デマ情報ということが発覚して、良かれと思ってやったこと（拡散など）で相手の信用を失ったりしてしまう。

後手後手に周ること、周されることや突然自分の生活が１８０度変わることは、過去に何度も経験（震災など）してきているはずなのに、不平不満を口にして誰かを叩く。

これが集団になると、そこに正義感があるもんだからこれがまた厄介で。
正義と悪は表裏一体だということを誰かを集団で叩いている状況をみるとゾッとします。

今回の新型コロナウイルスの問題をいろんな当事者になって考えてみると、人間が持っている賢さやいやらしさを感じることができます。

非行やひきこもりの問題も、振り返れば何度も子供に変化はあったのに、そこに蓋をしてきた結果、一気に爆発してしまった・・・そんなことはよくあります。

そして子供の非行やひきこもりの問題を環境や誰かのせいに転嫁することで心を紛らわそうとする。

本当によく似ています。

ウイルスも人間の心も、気づかない間に蝕まれていきますからね。

人の心を蝕むものは’’言葉’’だと私は思っています。

もちろん人の心を癒すのも’’言葉’’なのですが。

成功には失敗や犠牲が嫌でも付いてきます。

私が非行・ひきこもり専門カウンセラーとして生活できているのも、成功よりも多くの失敗や犠牲があるからですしね。

もちろん犠牲や失敗がない方がいいですよそりゃあ・・・やっぱ嫌ですもん。

でも、今の医療や乗り物など、私たちが普段何の気なしに利用しているものの裏には’’必ず失敗や誰かの犠牲’’があることを忘れないようにしたいと思いますし、万に一つその犠牲が避けられず、自分にそのカード（犠牲）が回ってきたら潔く受け入れようとも内観しながら最近よく考えています。

どんなことでも、子供に不安不満を口にしているところや悪口を言ったり見せたり、八つ当たりをすることのリスクは計り知れませんので、こういう時こそ、、、落ち着いて冷静に行動することで、周りの不安は減らせますので、まぁ落ち着きましょう！

などという話をしたら、いつも以上に真剣にクライアントさんが聴いてくださっていたので、アウトプットも込めて書き残しておこうと思いました。

それはさておき、全然違う話なのですが遂に’’調理師免許証が交付されました！！！！

これからもっと技術を磨いて仮に今の仕事を辞めることがあれば、本格的に第三の人生を歩もうと思います（半分冗談）