小学校6年生の時に、水難事故(人命救助)により父を失い、
命を懸けて子供を助けた父親の影響を受け、
命を懸けて市民を守る警察官になろうと決意し、19歳で警察官となる。
配属当初から、管内の非行少年の犯罪防止の為に非番や休日の夜を利用して彼らに会いに行き、
自身が経験したPTSD等の実体験等を自己開示しながら対話し、信頼関係を構築する。
非行の解決方法を模索するとともに心理学、コーチングを独学で学び、
日々彼らと接していく中で、独自のコミュニケーションスキル
「リベラルコーチング」を作り上げ、
非行少年の更生や保護者のカウンセリングに活用。
警察官としての在職期間の多くを、暴走族等の非行少年や保護者と関わり、
今までに接してきた人数は500人を超える。
活動を続けていく中で、警察だけではなく、学校、家庭、地域、
その他関係団体がより強固に連携をとりながら、
子供たちを守り育てていくネットワークの構築が、
非行を根絶させるには必要不可欠なことを痛感する。
警察官としてのやりがいを感じながらも、
一度しかない人生をどのように生きていくことが自分にとって良いのかを考えた末、
警察官辞職を決意する。
そして、警察官時代に培った経験を活かしていくことを決め、
日本初の非行専門カウンセリング事務所「ラポール・トーク・コミュニティ」を設立し、
全国で非行にはしってしまった子供を抱えるも、
どうしたら良いのか悩み、苦しんでいる保護者や子供のカウンセリング及びコーチングを行い、
更生や良好な親子関係の再構築をサポートしている。