
こんにちは。
定期的にお伝えしていることですが、お問い合わせをいただく親御さんに必ず伝えていることでもあるので参考まで。
子供の非行の原因で多く挙げられる
過干渉
過保護
ですが、私の中ではこれらの多くは親御さんは「善意」で行っているので一概に「悪い」などという判断はしませんし、一つの子育ての価値観としてはありなのだと考えています。
が・・・子供自身が自らの問題を自分自身で考えて解決していく機会を奪っている以上、精神的な自律や経済的自立が困難になる=非行にはしる結果になりやすい
ということは頭に入れておいてください。
失敗を恐れずに前を向いて生きていけるかも、親の育て方次第で大きく変わりますので。
私たちは大人が普通にやっていることも、幼少期の失敗から学んだことばかりではないでしょうか?
「火にかけたヤカンには触れない」とか「車の多いところでは注意を払う」とか、日々無意識に行っていることは過去の失敗があったからこそ成り立っています。
子供が転ばない(失敗しない)ように手を差し伸べたくなる気持ちは分かりますが、転んで痛みを味わうからこそ成長するわけですし、どうすれば同じ過ちを犯さないかを考えるわけですからね。
私は警察官当時から非行少年と関わるときには、常に彼ら自身で考えさせるような接し方をしてきました、だからこそ更生のスピードも速かったですし、自らの存在価値を自分の力で見出すこともできたと感じています。
よくいうことでもありますが
「成功の反対が失敗ではなく、成功の反対は行動しないことである」
この言葉は本当にその通りだと思います。
行動しない=「自ら考えて自らの判断で」行動しない
ということですので。
これは非行更生に取り組んでいく親御さんにも当てはまります。
親自身が自ら行動に移さず、非行にはしっている子供を施設に預けたり、「少年院に入っているから勝手に更生して出てくる」などという安易な考えでいるから、子供が一時的に更生して出てきて安心してしまい数か月経って同じことを繰り返すのです。
勘違いしてほしくないのですが、子供の年齢に関係なく非行更生は可能です。ただし、親や子供自身が自らの力で行動していかない以上、非行更生を達成することは極めて困難です。
親が子供と向き合うことを放棄して他人に押し付けている限り、親もまた自らの現実から逃げていることになりますので、非行にはしる子供と何ら変わりありませんので。
子供の非行は親の非行でもあることを今一度肝に銘じてくださいね。
親が子供の非行更生(子供との信頼関係構築)を諦めて、子供が第三者に危害(被害)を与えることなどあってはならないのですから。
自らの決断で子供を産んだわけですからね。
その辺は忘れずにいてください。
被害者や被害者の家族または遺族、加害者や加害者の家族、様々な事件を現場で経験してきたからこそ感じていることでもありますので。
少し長くなってしまいましたが、大切なことですので参考にしていただけたら幸いです。
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