こんにちは。
皆さんも記憶に残っていると思いますが、東京都で中学2年生の少年が父親から虐待を受けた翌日に自殺した事件についての判決が言い渡されました。
判決の際も父親は「やっていない」などと声を荒げたとのことですが、日常的に虐待を行っていた背景や事件の概要(もちろん証拠はあるのでしょう)からも裁判官が退ける理由も分かります。
子供の非行について、よく見落とされやすいのですが多くの場合が
親の親子関係(育てられ方)が大きく影響している
ということです。
虐待にしても非行にしてもですが、私が親にフォーカスを置いているもう一つの理由(一つはいつもお伝えしているので割愛)でもあるのです。
ただし、「過去の子育てが悪い」、「親が悪かったから仕方がない」などは所詮言い訳なのです。
同じような境遇で育ったとしてもしっかりと前を向いて生きている人はたくさんいるのですから・・・。
厳しい言葉かもしれませんがこれが現実です。
いつまでも自分の人生の責任を親や子供、他人や環境の責任に転嫁しているようでは何も変わりませんし、そのように人と前向きに生きている人が関わろうとは思わない・・・だからこそ
自分自身が変わる以外に道はない
のです。
非行更生もまったく同じです。
「子供を変えなくては」、「子供が変わるべきだ」などと考えて行動している以上、本当の意味で非行更生を達成することは私の経験上99%不可能です。
変えることが出来るのは「自分自身」と「現在」だけだといういうことを今一度考えてくださいね。
【非行専門カウンセラー内藤佑とは?】
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