成人非行|元警察官の成人非行専門カウンセラーが伝える究極の更生法!
こんばんは!
皆さんは
成人非行
という言葉をご存知でしょうか?
正式にある言葉ではありませんが、私は分かりやすいのでこの「成人非行」という言葉を普段から使っています。
言葉の通り、
20歳を過ぎた成人の非行
です。
私が非行専門カウンセラーとして起業してから、クライアント様の約半数が20歳以上のお子さんの非行でお悩みの親御さんです。
なぜか?
といいますと、子供の非行に関して相談を受け付けている窓口の対象が
18歳未満や未成年
であるからです。
つまり、20歳を超えてからの子供の相談窓口が極端に少ないのです。
そんなことを言うと
「いやいや、成人には成人の窓口があるでしょう!!」
と言われそうですが、それは当事者になっていないから分からないだけです。
色んな窓口に相談に行くもたらい回しにされ、相談できたかと思っても、原因しか話さずに肝心な解決策までは話が進まないということが多いとのこと(クライアントからのお話ですので真実は分かりませんが私はクライアントを信じるので敢えて書きます)です。
私からすれば20歳を超えて、法律上「大人」という扱いになるにしても、実際は自立できずに過去に縛られながら暗中模索している
子供のままの大人
にすぎません。
成人になろうが非ず行為は全て非行ですよね?
20歳を超えたから手遅れかと言えば、全くそんなことはありませんし、対応方法が異なるかと言えばそんなこともないのです。
確かに法律を順守した手続きなので、やみくもに否定はしませんが、法律に縛られている限り、非行更生に正面から向き合うことは私からすれば極めて困難です。
人間は機械ではないので、一人一人の個性があり、思考がある以上マニュアル通りにいくはずもないですし、「白黒はっきり」としたカウンセリングをしていると視野が狭くなり、あらゆるパターンの非行問題に柔軟に対応できなくなります。
私は以前ブログで無料相談を批判したことがあるのですが、全ての無料相談窓口やNPO団体を否定するわけではありません。
ですが、上辺だけしか見ていないと感じざるを得ない対応をしている団体もあることは事実です。
ある窓口によっては「無料」ということを逃げ道にしていたり、無難な助言に留め、確信まで踏み込まず、都合が悪くなったら警察へたらい回しにする・・・警察にいた者としても、在職当時から感じていました。
あまりにも警察の負担が大き過ぎる
のです。
警察でなくとも、非行の相談に関して
どんな相談でもお気軽にどうぞ
とうたっている以上
全力でやれよ
と言いたくなります。
私がNPOにしなかった(しようと思わなかった)理由や、有料にした理由の一つもここにあります。
自分が努力して身に付けたスキルや知識、自分の命(大げさですが、自分の時間[命]をお客様に提供する以上価値のあるものです)にしっかりと価値を付けて、その価値を感じてくれたクライアントに全力で向き合うことが私が求めるところです。
成人非行で悩んでいる親御さんは、まだまだ数多くいらっしゃると思います。
そんな親御さんやお子さんの力になれるようにこれからも努力します!
この記事へのコメントはありません。