こんばんは!
子供の非行問題を
精神的な病
と位置付ける人がいますが、本当に病に侵されている人は少ないように感じます。
むしろ、そう言っておけば何とかなるでしょ[言い訳]的な感じで言っている大人もいます。
何でもかんでも病名を付けて病気扱いをするのは、私は真っ向から反対します。
自分の人生は自分で責任をもって生きてくしかないという現実から、目を背けているようにしか思えないのです。
心が強いとか弱いとかではなく、思考の問題です。
心=頭
なので。
自分が今の生活に満足していない、納得していないのであれば、自分の力で変えていくしかないですよね?
誰かが変えてくれるなどという他力本願でいる以上、誰も本気で向き合ってくれる人は現れないでしょう。
誰も自分に心を開いてくれないのであれば、それはあなたが誰にも心を開いていないからです。
上辺だけで付き合っている以上、その人との関係は浅い付き合いのはずです。
先日、元非行少年の子と飲みに行ったときのこと、その子は私から見ても友達がとても多い印象の子でした。
でも、飲んでいく内に本気で付き合える友達は、幼馴染の一人の友達だけだということを話してくれました。
友達は数ではないと私は考えています。
友人関係を人数や地位等でしか見れない人は、対人関係に怯えている側面があるように感じます。
自分が何をしたいのか分からない、深い付き合いが出来る友人がいないという人は、現状の自分のことをまずは受け入れて、やりたいこと等を一つずつ見つめ直すことをやってみることも重要です。
自分のことを客観的に見つめ直すことで、色んなことが分かると思うので・・・。
非行に関しても、非行にはしると決めたのは本人ですので、非行に関しての責任は親にはありません。
ですが、その背景には必ずと言っていいくらい親が関わっていますので、更生には避けては通れない事実です。
また、私のセッションでも非行の原因については探します・・・ですがキッカケの見当はついたとしても真実は分からないので、ある程度の段階で今度は解決策を探していきます。
分かりやすく言うのであれば
原因から目的に変える
ということです。
私がカウンセリングとコーチングをセットにしている理由もここにあります。
カウンセリングでまずは原因を見つけ、コーチングで目的[目標]設定をした後に今、行うべきことをクライアントと一緒に見つけていく・・・ここまでやらなければ、非行更生の本質的な解決は難しいように感じます。
原因だけに目を向けている以上、お先真っ暗なはずです。
非行問題に携わる方であれば、自らの意志で選んだ仕事なので、無難にやることなく、たらいまわしにすることなく向き合っていきましょう。
上辺だけしか見る気がないのであれば、やらない方がマシです。
非行の原因を探そうとすると、次から次へと出てくることが多いです。
あらゆる過去が非行の原因に見えるからです。
浮気を疑っている人と同じような感じでしょうね(笑)
他人を信じることが出来ない人は自分のことを信じていない人がほとんどですので・・・。
変えられるのは自分だけです。
なので、誰かに変わってほしいという願いはそもそもナンセンス。
その考え方こそ自己中心的です。
まずは自分から変わる・・・そこから大きく道は変わります(^^)
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