こんにちは。
昨年の未成年の自殺者が510人を超えるという以上な状況の日本において、防げないような自殺もあれば、防げたであろう自殺も警察官の経験を踏まえても感じています。
先日も有名人が自殺をしたその日に17歳の子供が自殺未遂をしたというご相談をいただきました。
この子においては、まだ手遅れにならなかったら良かったのですが、手遅れになるケースも少なくないので、お子さんを持つ親御さんは自身の心に余裕を持ちながらも子供の変化に気づけるように、日頃から子供の情報を会話以外の仕草や言動などからも観察しておく(監視でありません)ことは大切です。
情報は、変化に気づく上で大前提で必要になりますよね。
比較となる情報がなければ、その状況がいつもと違うのかどうかすらも分かりませんからね。
言動の変化や表情、声の抑揚、交友関係や学力、進路、親子関係などなどあらゆることが絡んでいることも少なくありません。
今のあなたはお子さんの変化に気づけますか?
自殺したご遺族の話でもよく「あの時無理させなければ・・・」、「死にたい」って話していたことがあったなど、振り返ればSOSのサインを出していたケースも結構ありますので、大切な人がそのようなサインを出した時に、どのように対応していくのか?
20代の自殺は2,800人前後、30代の自殺は3,500人前後を1年間で出していますからね。
なんとなく子供のうちは過ごせたとしても、2、30代になってから自ら命を絶たれてもきついですからね。
大切な人の万が一に手を差し伸べられるだけの心の余裕と思考の柔軟性を今一度ご確認いただいて、まだそうしたことが準備できていないのであれば、しっかりと準備していきましょう。
命尽きてからでは手遅れですので。
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