こんばんは!
深夜便です。
今日は久々にQ&Aで投稿します。
Q 非行更生はどんな家庭でも可能でしょうか?
はじめまして。
私には現在25歳になる息子がいますが、中学2年生のころから喫煙や暴力行為、万引きなどで警察沙汰になったり、お金の問題で苦労してきました。
親として何ができるのか?自分なりに考えて行動してきましたが現在まで変化が見られないところか日に日に不安と絶望感しかない日々を送っています。
内藤さんおブログを読ませていただくと、やはり親である私自身の変化が非行更生には不可欠の様に感じるのですが、親が変わればどのような過程でも必ず構成するものなのでしょうか?
拙い文章で恐れ入りますが、ご回答いただけましたら幸いです。
A 99%は可能です!
初めまして!
メールでご質問されましたこと、とても嬉しく感じています。
先に回答を述べさせていただきます。
結論から言えば『99%はい!』です。
残りの1%は脳に障害があって非行にはしるなどの一生付き合っていかなければならない場合も稀にありますので100%とは断言できませんししたくありません。
綺麗ごとで物事変わることなど基本的にはありませんので。
14歳から非行にはしっているとのことですので、約11年間更生しないまま今に至るわけですよね?
不安や絶望感がある日々は当然ですので大丈夫です。
ただし、99%は更生する可能性があるとは言いましたが、現実には99組いたとすると、実際に非行更生を叶えるご家庭は
【20組いるかいないか】
です。
これは◎◎さんの職場やこれまでの人間関係をみても分かると思いますが、多くの割合の方は行動しません。
もっと細かく言えば行動し続ける人は少ないということです。
【80対20の法則(パレートの法則】というものをご存知でしょうか?
これはイタリアの経済学者ヴィルフレド・パレートが発見した法則です。
分かりやすい例でお伝えすると、様々な企業の利益の80%は、20%の社員の力で出しているというものです。
言ってしまえば、行動する2割の社員が会社の利益の大半をたたき出しているということで、言い方を変えると8割の社員は大して行動していないということになります。
そしてまた20%の社員だけ残したとしても、そこからまた80%の社員は大した行動をしなくなるという研究結果です。
◎◎さんが20%に入るのか?80%に入るのか・・・これは◎◎さん次第としか言いようがありません。
少なくとも私は初回無料セッションで20%に入る方なのかどうかを見分けていますし、身体一つでかついつ終わるか分からない有限の自分の時間(命)を誰に遣うのか?をしっかりと見分ける必要がありますからね。
また、言い方を変えれば、親御さんが20%に入ればその親御さんのお子さんが更生する確率は当然高くなります!
行動し続ける力を持った親御さんの血を受け継いでいますので。
◎◎さんが今の自分の心の状態をお子さんのせいにしていたとすれば、当然お子さんも今の現状は親が悪いなどと想っていても致し方ありません。
◎◎さんが自分に自信がなければ、当然お子さんも自分に自信がもてなくても仕方ありません。
◎◎さんが現在進行形で失敗を恐れずに物事に好奇心と向上心を持って取り組んで、自分の人生を生きていなければ、お子さんもそのような生き方をしていなくても何も言えません。
子供に教えていることと、ご自身の言動が矛盾していないか?、現在(いま)の◎◎さんがどういった人間なのか?自分はどう在りたいのか?いつまでに子供との関係をどのレベルまで改善していきたいのか?などご説明できますか?
私の経験上、先ほどの1%を除きどのようなご家庭にも更生の可能性はあると確信しています。
ですが、その可能性を高めるかどうかは親御さん次第であることは間違いありません。
情報過多の現代において、私たち大人が都合よく子供たちに伝えてきた価値観や社会は崩壊しています。
インターネットがなく、決められた環境や限られた人と共存していくことが当たり前だった時代は、周りの人とうまくやっていく為に自分を押し殺して生きていくことを常識としてきましたが、現代は違います。
真面目に生きていれば、親が言う通りに生きていれば幸せになれるのですか?
自分の夢を持てと言っていざ親御さんの考えを逸脱した夢を掲げたらなぜ否定するのですか?
暴力は絶対にダメ、ではなぜ特撮ヒーローやアニメやアクション映画に暴力の描写が不可欠なのでしょうか?
人を騙してはいけませんといって、なぜドッキリ番組は成立するのでしょうか?
あなたのことを信じていると言いながら、なぜ疑うのでしょうか?
生まれてきた人には全員生まれてきた意味がある、では生まれてすぐに殺された赤ちゃんが生まれてきた意味は何でしょうか?
嘘をついてはダメと言ってなぜ大人は社交辞令をはじめとする嘘をつくのでしょうか?
こうしたネットが普及するまではさほど考えもしなかったことを今の子供たちは感じながら生きています。
◎◎さんが自分と同じような価値観や生き方を子供にしてほしいのであれば、最低でも幸せに楽しそうに前向きに生きていなければ説得力はゼロに等しいです。
などということを是非一度考えてみてください。
◎◎さんが感じている以上に、お子さんはあなたの生き様を観ていますので。
◎◎さん行動次第でお子さんは良くも悪くも変わりますので、どうせなら前向きな先をイメージして取り組んでいくことをお勧めします。
以上を持って回答とさせていただきますので、少しでも◎◎さんの参考になりましたら幸いです。
この記事へのコメントはありません。