こんにちは。
16日の夕方、埼玉県入間市の駅構内で電車の上に20歳前後の男性が転落して死亡しました。
転落の原因は分かっていませんが、若い命がまた一つ失われたことは残念でなりません。
私も警察官人生の7年間で7人の身近な上司や先輩が自殺していますし、3交代勤務の時は多い時で一日3回、人が亡くなった現場へ行ったり、解剖へ行ったりしていました。
いつも身近に人の死を感じてきましたが
亡くなってからでは遅い
ということは本当に感じています。
向き合うこともそうですし、本心を伝えることもそうですし、謝ることも、認めることも、自分のプライドやエゴで意固地になって素直になれなかったが為に、大切な人を突然失い、後悔し続けていき続けて人も事実います。
今のあなたのお子さんは、今日もしあなたが亡くなったとしたら、自分の力で這い上がってこれるでしょうか?
自分の問題を自分で解決したり、本気で信頼できる誰かはいるでしょうか?
私がなぜ過干渉や過保護の子育てを進めないのか?はこうした理由からでもあります。
何かあったら親が解決してくれる。
何か起きたら親が答えを教えてくれる。
そんな考えのまま、体だけ大人になったとしても社会から阻害されたり、理不尽なことや嫌なことがあると向き合おうとしなかったり、誰かや何かの責任に添加して言い訳ばかりして前向きに生きている人たちから見向きもされない、誰も助けてくれない人生になってしまう可能性を高くするのが過干渉や過保護の子育てです。
そして自分で自分のことを大切にできない、自分で物事を判断できない人は’’犯罪者’’からしたら格好の獲物です。
依存しやすければ洗脳や騙しやすいですし、感情にすぐ流されるので荒ればその感情揺さぶれば容易に犯罪に巻き込めたり人間関係を引き裂くことができます。
親がすぐに助けてくれ、答えを教えてくれ、代わりにやってくれるような
無菌状態や動物園
のような環境から、いきなり様々な菌が存在する外や野生に突き出されたら、、、生きていけないですよね?
だからこそ、まずは子離れをする上で大切な基本ステップ(自己認識・自己受容・自己信頼)を徹底的にやりながら、子供への接し方に変化をつけていく必要があることを口うるさくお伝えしているわけなので、この認識が薄れていたとしたら気を引き締めて取り組むようにお願いします。
それではまた。
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