こんにちは。
強盗致傷事件で元甲子園優勝校主将の20歳の男ら5人が逮捕される事件がありましたね。
全国制覇を成し遂げ、かつチームを引っ張るキャプテンが大学入学後に一変し大学も中退した後のこの事件・・・
いろんな闇がありそうですが、チームプレーの輪を中心に生きてきた人たちの一つのリスクに
孤独に弱い
というのがあります。
これはひとりぼっちで生きるということではなくて、チームや二人以上ではなく、自分一人の人生の目標や夢を叶える時に、一人でやりきることが難しいという意味です。
もちろんチームプレーを中心に生きてきた人の中であっても結局のところ個人が個人で努力して培ってきた力を結集して夢を勝ち取ったということも言えるのですが、全員がそうではありませんし、そこを突き抜けた人の大半はプロや海外にシフトチェンジしています。
実は非行に関しては、結構な確率で
サッカーでジュニアユースにいた経歴がある
野球の県選抜に選ばれた経歴がある
スポーツ推薦で進学した
という背景を持つ子供は少なくありません。
ではなぜ非行にはしってしまうのか?
ということですが、具体的には家庭環境なども関わってくるので一概には言えませんが
自分よりもレベルの高い人たちに囲まれて自信喪失
いじめや体罰などによる防衛本能
怪我などにより選手生命が絶たれる
というのが家庭以外の要因で多くあります。
自信喪失の例をテストで例えると、平均80点取れる人が平均90点以上の輪に入ると居心地が悪くなり、平均60点70点の輪に入っていく・・・こうしてどんどん下げていく。
自分よりも下の人たち、あるいは同レベルの人たちといた方が居心地が良いですからね。
ですが現実は残酷なまでに、そういう輪にいる限り自分の成長はなくなります。
以前、私のところにご相談に来られたひきこもちの多さんを持つお母さんが
「月に1度ひきこもりで悩んでいる親御さんと関わる集まりに参加しているんです!」
と話してくださいました。
一通りお話を伺った後に私は2つの質問をしました。
私:「その集まりに参加してどれくらい経ちますか?」
親:「3年以上です」
私:「結果、お子さんのひきこもりは改善したのですか?」
親:「・・・いや、変わらないです」
「そんな傷つけることを聴かなくても」と思われる方もいるかもしれませんが、こういうところに切り込んでいけない人は相談に乗るべきではありません。
’’結果’’と’’過程’’の両方を照らし合わせながら修正、改善していかなければ子供の更生は一生ないので。。。
先ほどのお母さんの話に戻すと、本気でひきこもりを改善したいのであれば
既に改善(更生)している人と繋がっていくこと
が重要になります・
そしてこの問題は最初のスポーツの子供の問題と同じです。
全国で活躍したい、プロになりたい・・・だから強豪校へ進学するわけですよね。
ただし、自分が求めているレベルに行くことは決して楽なことではありませんし、辛いこともたくさんあります。
そうした中で自分自身を励ましたり、時にはゲキを飛ばしたりする必要があり、そこで折れてしまうと先ほどの子供のように非行やひきこもりへとどんどん自己否定していくことになります。
私がなぜ、子供ではなく親であるあなたにこのブログを書いているのか?個人セッションをやっているのか?オンラインサロンをやっているのか?
その根本の答えがここにあります。
自分に自信がなく、先のことをネガティブに捉えたり、自分の人生を自分で責任を持って生きることから逃げている子供を変えるためには、傍で支える大人のレベルを最高レベルにまで高めていく必要があるわけです。
親が
いつもネガティブ
他人に依存する
感情が不安定
過干渉
過保護
自分軸がない
だと、どれだけ頑張っても良い結果は出ないので、改めてここの確認と行動をしてくださいね。
1月もあっという間に終わり、今日から2月です。
1月・・・出遅れていませんか?
気付いた時が変わる時ですので、自分がどうなりたいのか?
子供とどういう関係になりたいのか?
目標確認をしっかりやって取り組むようにお願いします。
それではまた。
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