こんにちは。
今日から先週末から夏休みの学校もあるんですかね?
毎年この夏休み前後は、小中高大のお子さんが一気に加速して非行やひきこもりになっていく確率が高い時期なので、親御さんはより一層落ち着いて柔軟性を持って対応できる状態でなければなりません。
子供が不安定になったから親も不安定になっていては、好転していくことは結構絶望的なので。
小さい時から子供に答えを教えてきたり、過干渉や過保護に子供の選択に意見を言って通してきたのであれば、子供がグレたりひきこもった時の答えも教えてあげないとですよね。
いつも言っていることではありますが、子供に言うなら自身も当然やっている(やれる)ことだと思うので。
子供に対して
・嘘をつかない
・他人に迷惑をかけない
・勉強しなさい
・逃げちゃダメ
・夢を持って
・自分に自信を持って
・自分を大切にして
・前向きに考えていこう
・自分が変わらないと
などなど、よく親御さんが子供に言っているキーワードを適当に書きましたが、そう言うなら自身がちゃんと現在進行形でやれていないと子供の心に響かない、あるいは反発しか招かないこともよくあります。
もし、上記のような言葉を1つでも普段言っていて、自身がやれていないのであれば、あなたの言動が子供に響かない大きな要因の一つになっていますので、まずはここを徹底的に修正してください。
これをやれていないと子供と向き合う土俵に上がる資格はありませんので。
こうしたことを話すと
『その間に子供が何かしたらどうするんですか?』
と質問される親御さんもいますが、
A:一生そのリスクを背負っていきていくのか?
B:一時的にリスクを犠牲にして一生悩まない土台を築くのか?
どちらを選ぶのか?ただそれだけです。
ノーリスクで打開できる状況ではないことを先ずは理解することが大切ですかね。
リスクを負いたくない、円満に更生したいと思う気持ちは分かりますが、そんな方法はありません。
健康的に無料で制限なく楽をして痩せる方法を探しているようなものです。
即効性のある方法は言ってしまえば諸刃の剣です。
更生方法で例えれば高圧的、暴力的に子供を矯正する昔のやり方が正にです。
現代の子供にそれをやると、やり返されたり最悪殺されます。
現にここ5年くらいで更生施設や支援施設で子供が職員を殺害したり、切りつける事件は目立っていますからね。
また、真面目に生きていたって犯罪者になる人はいます。
交通事故の死亡事故でさえ、過失であったとしても犯罪者です。
私もあなたも、いつ加害者になるかは分からないわけですよ。
子供に対しては「コツコツ頑張りなさい」、「日々の積み重ねが大切」と言いながら、自分は楽をしようとする、子供の「でも・・・」、「どうせ・・・」、「だって・・・」の言い訳には「言い訳しないの」などと言うのに、自分の言動には平気で言い訳するとか・・・論外です本当に。
だから子供が変わらないと言うシンプルなことなんですよね。
こうした些細なことがこの夏休みは地雷を踏むことになるので、子供に言っていることと自分がやっていることに矛盾がないように、かつ何かあっても柔軟に対応できる自分軸の構築の大切さを今年もこの時期にお伝えしたかったので書きました。
それではまた。
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