【子供が悩みを打ち明けるかどうかは・・・】
こんにちは。
ここ数日で2人の中学生が命を絶ちましたね。
一人は電車に飛び込み、もう一人は飛び降り・・・子供のSOSに気付けるかどうかは
【子供の情報を知っていること】
【自分自身の心に余裕があること】
【信頼関係を築いていること】
これらが前提で必要となります。
では、現状出来ていないのであればどうすれば良いのか?
その答えは
《気付いた時に行動していく》
これに尽きます。
子供の情報を知らないのであれば、集めればいいですし、心に余裕がないのであれば作ればいい、信頼関係を築いていないのであれば築けばいいだけ・・・ただその方法や順番を知らないあるいは間違っているから上手くいかないというのが現実です。
私の同業者の方でも、相談に来られた方に
「お子さんを信じてあげてください」
「子供の声に耳を傾けてください」
などとアドバイスをされる方がいますが、ぶっちゃけ
『アドバイスになっていない』
ですよね?
ご相談に来られる方はそんなこと頭では分かっています。
それが本心から行動に移せないから、具体的な方法を聴きに来ているわけです。
私の場合は【仕事】として務めていますので、有償でしか対応していませんが、ご相談者さんの経済状況に合わせて、基本的にはどのような方でも相談することができる窓口は上記のようなアドバイスの
【具体的な方法とサポート】
が必要です。
非行をはじめ、子供の悩みが増えてくる時期ですので、以下に解決方法を4つ簡記しておきますので、あなたの参考にしてください。
① 自分たちでやる
【メリット】誰にも指図されないかつ経済的負担がない
【デメリット】方法が正しいかどうかが分からないため、悪化する可能性が高い。
周囲との関係が疎遠になりやすく孤立しやすい。
② 行政・NPO
【メリット】経済的負担がゼロ~少額であり、親御さんと同世代のスタッフが多いので話しやすい
【デメリット】現在の子供の知識に対応しきれず、時代に合ったアドバイスで困難。
職員により対応に温度差(実績や経験値など)がある。
③ 民間更生施設
【メリット】24時間子供を預かってくれるため、強制的な離れて考える時間ができる。
集団生活で社会性が身に付きやすい。
【デメリット】経済的負担が大きい(約200万円~1000万円/1か月~1年間)
高圧的、暴力的な言動が散見される。
子供のサポートしかない。
④ 専門カウンセラー(弊社など)
【メリット】全ての対応を代表が行うのでアドバイスなどに偏りがない。
親子それぞれのサポートを行う。
実績と様々な現場経験が豊富。
【デメリット】一人で対応しているため、依頼を受けられる人数が少ない。
他のクライアント対応時には対応できない。
経済的負担がある(15万円~180万円/3ヶ月~1年間)。
プロフィール
はじめまして。
元警察官で現在は成人非行更生を
専門としたカウンセラーをしている
内藤佑と申します。
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