非行少年に限らず|元警察官の成人非行専門カウンセラーが伝える究極の更生法!
こんばんは!
非行少年と他の人との接し方に違いがあるのか?
ということを、たまに質問されます。
答えとしては
違いはありません
です。
無いからこそ信頼関係が築けるのだと感じています。
腫れものに触るように接していたり、上から目線で接している限り、彼らは心を開きませんよ!
というか、彼らのみならずそのような接し方をすば、多くの人が無意識に不快に感じるでしょうね。
当然私もですが、人間誰しも
完璧なわけがない
のですから。
警察官や学校の先生も子供たちの模範となるようによく言われますが、完璧を装う必要はないと思います。
装うからこそ、子供たちはその大人の本質を見抜いて反発したり、疑問を抱いたりするのです。
クライアントの親御さんにも初期の段階でお話しをするのですが
親も完璧でいようとしなくて良い
のです。
以前もお伝えしましたが
99.9%くらいの大人は法律違反を犯した経験をしているので(笑)
また、人間だれもが
身勝手な動物である
という本質もしっかりと理解していれば、驕れることはありません。
非行にはしる子供は特に感受性が強く、洞察力に優れていることが多いので、上辺だけで接しているのかどうかもすぐに気付きます。
彼らは自分のことを
一人の個人(人間)として認めてくれるか?
というところを、大人の言動から感じ取っています。
なので
大人に反発するから
煙草を吸っているから
深夜徘徊をしているから
という上辺だけしか見ない大人には真っ向から攻撃または無視をするのです!
第三者からすれば
あまい
と思われるでしょうが、子供たちをここまで追い詰めたのは
親をはじめ、彼らと関わる大人に原因があること
は確かでしょう。
非行にはしることで、必死に私たち大人(特に親)に
SOS
を送っているだけなのです。
なので、非行少年との接し方に特別な方法などはありませんが、多くの大人はそれが難しいのでしょう。
恐らく
人間として平等に接することが困難
だということです。
ただ、私からすれば平等に接したくなければ接しなくても良いのです。
無理にやっても互いに良い結果を生まないので。
嫌々やるくらいならやらない方がマシ
なので。
話は戻りますが、学校の授業中に騒ぐとか、言うことを聞かないのは私の経験上それはその授業を担当する先生が向き合わなければならない問題です。
子供たちだけに問題があるわけでないので。
恐らくブレて生きている(前向きに生きていない、子供たちを見下す等)先生が大多数を占めると思いますよ。
親がブレると子供もズレることと同様、学校においても
先生がブレれば、生徒もブレやすい
ので。
仕事のことであれ、自分の人生の問題は全て
自己責任
ですので。
誰もが幸せに生きる権利はあり、誰もその邪魔をすることはできません。
それと同様に、前向きに生活していくも、辛い毎日を送るのも自由ですが、その責任も全て
自分に責任がある
というシンプルな本質を忘れないでください。
本来は非行少年を抱える親御さんに対してブログを書いているのですが、非行少年と関わる仕事をされている方も読んでくれているので、今日の投稿は少しターゲットを変えた内容になっています。
結局は誰しもに当てはまることなので参考になればと思います。
私が非行少年らと信頼関係を築けたヒントも今回の内容に書いてあるので。
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