非行のカウンセリングって・・・|元警察官の成人非行専門カウンセラーが伝える究極の更生法!
こんばんは。
だいぶ寒くなってきましたね。
さて、非行のカウンセリングというと、多くの方は
「当然子供のカウンセリングをするんでしょ?」
と思われています。
非行の本質を理解しておらず、他人事だから言える安易な発言だということが分かりますよね。
シンプルに考えてみてください。
本人(子供)が受けたがらない(受ける気が無い)のに無理やりカウンセリング・・・って、するわけないじゃないですか。
親に向き合ってほしいのに、本人の許可なく第三者であるカウンセラーが入るのは言語道断です。
子供自身が直接依頼したなら話は別ですが。
あなたが本当に子供の立場に立てるのであれば、少し考えればわかるはずです。
子供ではなく親にフォーカスを置いた非行カウンセリングは、まだまだ浸透していませんが、私から言わせれば、「普通は親ではなくて子供でしょ」という考え方が間違っています・・・99%の人が否定しようがまったく構いません。
理解できない人は理解されなくて構わないので(^^)
その考え方もその人からすれば正解なので。
議論するまでもありませんよね。
1%でも私の考えを理解されて、一緒に非行更生に向けて歩んでいけるクライアントさんがいれば十分なので!!
あとの人はそもそも眼中にないのですから。
自分のことを嫌いな人、否定する人やどうでもいい人に無理に自分のことを分かってもらう必要などありません。
逆も然りですよ。
以前にも言いましたが、いつ終わるのか分からない自分の人生をその人たち(2:7:1の法則でいう7と1の人たち)の為に使うほど、自分の時間は残ってはいないので。
いつ死ぬか分からないからこそ、自分のことを好きでいてくれる人や自分が好きな人たちだけに自分の時間(人生を使った)方が最高に幸せなので。
これはクライアントだけではなく、家族や親友等の交友関係全てにおいて言えることですよ。
それに、親のカウンセリングから入っていくと、自然と子供のカウンセリングやコーチングにもすんなり入れます(笑)
実際に非行少年のカウンセリングの経験がある人なら、私の言いたいことは分かるはずです。
いくら臨床心理士や民間団体認定の資格を持っていても、実際に彼ら(非行少年や親御さん)と関わった経験があるカウンセラーやコーチがどれだけいるのか?
肩書きばかりに目が向いている様では、非行少年や親と向き合うことは困難です。
これは親御さんへのメッセージですよ。
あなたの話に傾聴し、共感だけしてくれるカウンセラーをあなたは求めているのですか?
なんのためにカウンセリングを受けるのか、今一度よく考えてください。
向き合いたくない現実を見ていかない限り、前には進めません。
子供の心(思考)の本質をみようとしない限り、本気で向き合うことはできないので肝に銘じてくださいね。
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