こんにちは。
7月も明日で前半が終わりますが、この2週間のPDCAはいかがでしょうか?
今問題となっている新型コロナウイルスの問題でも、多角的に見つめて自分で取捨選択して生活している人とメディアや噂話を鵜呑みにして自分の頭で考えずに生活している人と
変化を嫌う人と変化に適応している人の差
が結構顕著に出ています。
これは子どもの更生を望む親御さんでも分かれます。
「子どもの更生を望むなら全員変化に適応していくでしょ?」と思われる方もいますが、現実はそうでもありません。
結局は何だかんだで言い訳して、継続することをやめたり、元の自分のやり方に戻してしまうことも少なくありません。
私たち人間は
やった先に良いことが待っている
と分かっていても途中で放棄する生き物です。
ダイエットの挫折も、勉強の挫折も、仕事の挫折も、殆どが地道にコツコツ継続していけば良い結果が出ることが大半なのに途中で言い訳して止めません?
ダイエットで有名なライザップを利用した多くの人がその後リバウンドをしている話は有名ですが、それはライザップが悪いのではなくて
生活を元に戻した本人の問題
ですよね?
生活を太っていた時に戻せばそりゃ太りますよ。
子どもの更生施設や少年院を出た後に再犯するのもこれに近いです。
戻る環境(親)が何も変わっていない・・・から当然元に戻ります。
至極当然の結果になっているだけのことです。
だから子どもを根底から更生させるためには
親の変化が絶対的に必要
になるんですよね。
「私たちは変わる必要なくて、子どもが変わるべきだ」などと思うことは自由ですが、現にそう思って頑張ってきて結果変わってないと言うか、むしろ悪化していることを受け入れない。
で、自分の現状の責任を子どもに転嫁しているので、当然子どもも自分自身の今の結果の責任を親や環境に転嫁しますよね。
経済的に自律しているところは違いますが
精神的に自律していないのはお互い様
と言うのが現実です。
将来のことなんて、分からない、見えないのが普通。
分からない、見えないと’’不安’’を感じる・・・のも自然なこと。
その自然なものを受け入れて、冷静に対応していくことが本当に大切な時代に入ったなとつくづく感じます。
非行更生などの問題においても、原因や解決方法も多角的に見るとすごくシンプルであることがわかるのですが、やるのは難しい。。。でもやれないことではないのでやれば良いだけ。
すごくシンプルなことなのに、勝手に自分(親)の主観や思い込みで対応を間違えて悪化していくご家庭ばかりです。
例えば「家出をしている子どもを連れ戻したい」と悩んでいる場合は、客観的な事実として
・家に居場所を感じないと子どもが思っている
・子どもからすると親が自分を束縛していると感じている
・現状の接し方が間違っている
可能性が高いので、シンプルに
子どもの成長過程に合わせた接し方にシフトチェンジする
ことをやってみて、微調整していけば良い。ざっくり言うとですけどね。
子育て四訓が分かりやすいかもですね。
①乳児はしっかり肌を離すな
②幼児は肌を離せ、手を離すな
③少年は手を離せ、目を離すな
④青年は目を離せ、心を離すな
ただ、個人的には今の子育てにおいては
1:乳児(〜1歳)はしっかり肌を離すな
2:幼児(1〜6歳)は適度に手を離して、目を離すな
3:少年(6歳から18歳)は適度に目を離して、心を離すな
4:青年(18歳〜)は目を離して、心を離すな
が一番子どもが自律(更生)しやすいと感じています。
子どもの非行やひきこもりで悩まれているご家庭の過去をたくさん見てきましたが、この四訓がぐちゃぐちゃなケースが大半です。
こうして見てみると分かると思うのですが、一番大切なことは
ずっと心は離すな
ってことですからね。
心を離すとまぁ・・・荒れていきます。
あ、でも手を離さなくてもだいぶ荒れますね!
シンプルですよね?
簡単ではないですけど、やれないことではないですし、やらないと後々めちゃくちゃ辛くなります。
子どもが30代以上から特に辛くなってきますよ。
誰も助けてくれなくなってきますし、世間の風当たりも強くなりまので。
できれば20代のうちにこうした問題は解決しておかないと、手遅れになりやすくなってしまいますからね。
京都アニメーションの放火殺人事件の犯人の男が本格的に犯罪行為に染っていったのが30代に入ってからです。
この犯人の生い立ちについて色々調べましたし、それが正確な情報かは分かりませんが、事実だとしたら、四訓が崩壊していたことになります。
ちなみに相模原市の障がい者施設の無差別殺傷事件の20代の犯人の親も然り、新幹線の無差別殺傷自然の20代の犯人も然りです。
法律上、成人なので親に責任はありませんが、親の育て方でこれらの凶悪事件は起こらなかった可能性が極めて高いことも事実です。
感情のない法は許しても、感情のある人間は許さない現実に苦しんでいる加害者の家族は非常に多く、同情するところがある反面、目を背けてはいけない過去があることに向き合うことも親の責務。
先日の3歳の娘を放置して餓死させた母親もまた、虐待の被害者であったことも分かってきましたよね。
難しい問題や課題が山積みですが、難しいだけで
不可能なことではない
ので・・・今日も自分の目の前にあるやることをやっていきます!
それではまた。
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