【Q 非行にはしる子供が何を考えているのか分からないことは母親失格ですか?】
中学1年生の子供が非行にはしり、何度も向き合う機会を設けて話をしているのですが、一切聞く耳を持ちません。
子供のことを理解することは親として当たり前でしょうし、大人になるまではしっかりと親が舵をとらなければならないのに・・・
もう子供が何を考えているのか分からなくなってしまいました。
どうすることも出来ない現状を何とかして脱出したいので、アドバイスをください。
【A 子供だけではなく他人が何を考えているのかなど分からないことを知りましょう】
ご質問の回答は正直一言で終わってしまいます。
お子さんをはじめ、自分以外の人が何を考えているのか?は
分からない
ですよ。
だからこそ、大切なことは
相手のことを信じ抜くこと
です。
決して依存せずに、相手に見返りを求めることなく一方的に信頼するのかどうかが重要です。
自分のことを信頼せずにブレている人は、相手が言うことを常に疑ったり、「私はあなたを信じるからあなたも私を信じてね」などと見返りを求めるため、自分の思ったとおりの見返りが無かった時に悩み苦しみます。
相手のことを本当の意味で信頼していないということです。
「見返りを求める人間関係」が「最も自己中心的である」ということを理解しましょう。
以前のブログでもお伝えしていますが
依存と信頼を混同しないこと
これをやらないことがあなたの現状を変える一つの大きなキーワードになります。
もしあなたが自分のことを
「強い」とか「弱い」
「優れている」とか「劣っている」
などと評価しているのであれば、他人と比べて生きているということであり「対等」ではありません。
私の非行更生のカギは相手(子供)と【対等】に接することですので、一つの参考にしてください。
世の中は常に表裏一体で、人間は強くもあり、弱くもあります。
相手が弱いから私が守るとか・・・その時点で相手(例え子供であっても)を見下しているという視点を持ちましょう。
「褒める」ということも同じですからね。
この「褒める」についてはアドラー心理学の本にも書かれていますので参考にしてみるのも良いでしょうね。
ただし、○○心理学などに固執することはお勧めしませんので柔軟性を念頭におくことをお忘れなく・・・。
「どの価値観も正しい」という考えが無い以上、子供の価値観を素直に受け止めることやパートナーや友人の価値観も本当の意味で受け入れることは困難ですので。
少し話が逸れてしまいましたが、ご質問の答えを再度お伝えします。
子供(相手)が何を考えているのかを理解することが大切なのでなく、子供(相手)のことを見返りを求めずに信頼することが大切であり重要
です。
上記の意識を築いた上で子供と本気で向き合う(世間体など捨てて)覚悟がもてば、あなたの想いが子供の心に響いていく可能性は高まります。
人間と向き合う上では、上辺だけのスキル(言動)などは必要ありませんので勘違いしないようにしてください!
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