こんにちは。
東京は新宿歌舞伎町界隈にたむろしている通称「トー横キッズ」と言われているグループのリーダーとかいう30代の男が未成年に猥褻な行為をしたとして逮捕される事件があって、連日ワイドショーなどで取り上げられていますが、広くも深くも支援する体制があるようで無い、、、、厳密にはあるけど体制や個々の実績や経験値が弱いところでしょうね。
ご相談をいただく時に親御さんから
「子どもの本心が分からないんです、理解したいんです」
や
「子どもの本心が知りたいんです
と言う親御さんは多いのですが、そもそも更生や親子関係の改善において
【相手の本心を知る必要はない】
と考えていますし、そもそも
【それが本心かどうか結局は、本人にしか分からない】
のと
《不安定な心の状態や頭の硬い考え方の大人には本心は言いたくない、言えない》
ことも多いので、特に後者においては
【相手の本心を受け止めるだけのメンタルの強さと柔軟な考え方】
ができていないと論外になります。
自分の精神状態が健康じゃない時に、相手の本心とか本音とか、
悩みを聴いたとしても、あまり良い結果にはならない現実を
この16年でたくさん見てきたので、100歩譲って相手のことを知りたいなら、
相手が安心して話せるだけの余裕と柔軟力をつけてからな気がしてならないんですよね。
これまでに10人まではいきませんが、私と同じ活動をしたいと相談に来られた方がいましたが、
9人くらいは割と早くにリタイアしていきました。
子どもたちを助けたい、救いたい、守りたい、、、想いや気持ちは素敵ですが、
そうした気持ちだけでは上手くいかないことは多々あるわけで。
自分の想像を遥かに超える本心や悩みを抱えている相手と向き合った時に、
底無し沼のように闇に沈んでいきそうになると、
とてつもなく恐怖心と不安感に襲われてしまうこともあるのかもしれないですね。
自分の一言で相手が犯罪に手を染めるかもしれない、
誰かを傷つけたり殺すかもしれない、恨まれるかもしれない、
自殺してしまうかもしれない、、、自分のことすらままならないなら、
無理して他人のことを考えなくて良いという考え方もありますし、
そもそも自分以外の人の気持ちは分からないのが普通なのと、分かろうとか知ろうとかよりも、
色んな角度から相手の考え方や気持ちを想定して、その人に合いそうな伝え方や接し方を試しながら
見返りのない思いやりを持って接していく方がよっぽど建設的だと思います。
相手の本心や気持ちを知る必要はありませんが、考えることや想像することは大切です。
なので、仮に子どもの本心を知りたい、子どものことを理解したいのであれば、
少なくとも今の時点での親御さん自身のメンタルが安定していること、
柔軟な考え方で子どもの本心を受け止めるだけの余裕があることが絶対条件になりますし、
もっと言ってしまえば自分以外の人のことを理解することに時間を使うなら、
もっと現実的なことに時間を使った方が良いので参考にしていただけましたら幸いです。
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