こんにちは。

 

ここ３日間くらいで多くの事件が起きましたね。。。

 

・交通上のトラブルで相手を指して２０歳の男を逮捕

・中学生を１１日間誘拐したとして２１歳の男を逮捕

・８年前の強姦事件で２７歳の男を逮捕

・生徒の素行指導後に教室で１７歳男子生徒が首吊り

 

などなど・・・

 

特に一番下の高校生の自殺については、今日伝えることができていなかった可能性が高いので、あなたもご自身の子供にやれているかどうかを確認して、もし該当したら気をつけて直していきましょう。

 

それではいきます。

 

子供の更生や親子関係の改善の上で大切なスキルは３つあります。

 

それは

 

①聴く力

②洞察力

③承認力

 

この３つは最低でも見つけておかなければなりません。

 

①の聴く力はいつもお伝えしていることですが、一生懸命な親御さんほど、子供がよくない状態の時に

 

『なんて声をかけたら良いのか？』

 

などと「聴く」ではなく「伝えること」にばかり意識していきます。

どうすれば自分の考えを伝えることができるのか？

どうすれば自分の思いが伝わるのか？

などと・・・

 

もし子供にあなたの想いや考えを受け入れとて欲しいなら、まずは親であるあなたが子供の考えや想いを’’聴いて’’受け止めることが先ですからね。

 

うまく言っていない親子関係ほど

 

【親がよく喋る】

 

という特徴があります。

 

逆に上手く言っている親子関係は

 

　【親はあまり喋らずに子供の話を聴く】

 

という特徴があります。

 

ざっくりですが、このように相手の話を聴くことは

 

【話すこと（伝えること）よりも数十倍大切】

 

なわけです。

 

②の洞察力も子供の自殺を止められなかった周りの大人に欠けているところでもあります。

洞察力は’’目で観て見えない相手の心を見抜く力’’なので観察力とは異なります。

 

そして洞察力は相手の性格などをある程度認識していることはもちろんですが

 

【想像力がなければ強化できない】

 

という特徴もあります。

 

だからこそ、普段から’’柔軟な視点’’や’’イメージトレーニング’’としつこくお伝えしているわけです。

 

子供が出かける時の背中や家を出た後にそっと後ろ姿を観てみてください。

 

人は一人の時に本音が出やすいので。

 

今回の岐阜県の１７歳の自殺も素行が悪くなったことには彼なりの理由があったはずです。

声に出せない心の声があったはずなんです。

 

そして、この洞察力は

 

【言葉を交わさないコミュニケーション】

 

でもあるので、意識して取り組みをお願いします。

 

③の承認力は、言い方を変えれば

 

’’相手の考えを聴いて受け止めてやらせてみる（転ばせてあげる優しさ）’’

 

ということでもあるので、ここはいつもお伝えしていることなので特に改めて書くことでもないので割愛します。

 

以上の３つは親御さんの【自分軸】ができた後、子供と向き合っていく上で絶対的に必要な力になりますので、意識して取り組むようにしてください。

クライアントの方々はセッションの際にでもご質問ください。

 

あと２週間くらいは子供の自殺や事件の報道は無くならないと思いますが、周りの大人の行動次第で子供を守ることはできるので、引き続きよろしくお願いします。

 

それではまた。

 

○お知らせ

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