こんいちは。
今日はあなたの子供(特に関東)の身近にある問題の一つ
【マルチ商法トラブル】
についてお伝えします。
マルチ商法いわゆるねずみ講やそれに同類と日本ではされているMLM(マルチ・レベル・マーケティング)のトラブルが年々増えており、国民生活センターが発表して2018年度の年代別相談件数9,759件のうち、3,891件(約40%)が20代なのです。
マルチ取引というのは
『商品・サービスを契約して、次は自分が買い手を探して契約させ、買い手が増えるごとにマージンが入る取引形態』
を言います。
ざっと巷に出回っているマルチ取引では健康器具、化粧品、学習教材、投資、為替、仮想通貨などなど多岐に及びますが、最近ではフェイスブックやTwitter、インスタグラムなどのSNSなどを活用して収入が得られるなどと謳うこともあります。
地道にコツコツお金を稼ぐこと考え方からユーチューバー等の出現により、楽しく、好きなことをやりながらお金を稼ぐことに若い世代は惹かれています。
その一歩で、終身雇用がなくなり(最大手のトヨタですら終身雇用の約束はできないとしている)お先真っ暗だと思わざる負えない現代社会において、若い世代が「先のことを計画的に生きるのではなく、生きている現在(いま)を大切に生きる生き方、無駄に挑戦せずに最低限の生活水準で生きていこうとする考え方」にフォーカスを置きやすくなっているのも事実です。
特に今の親御さん世代はリーマンショックを経験していることも多いのでなおさら挑戦すること、言い方を帰れな現状を変えていく気持ちが低いことも要因の一つとも言われています。
そうした中で、知識も経験もない若い世代を狙ったマルチ商法の勧誘もより一層増えてきているのですが、こうした実態をあなたは知っていますか?
もちろん情報化社会の現代ではこのような詐欺や危ない情報ばかりではありません。
自分に必要な情報を世界中から手に入れられることも事実です・・・が、自分にとって必要な情報を得るためには
☆自分が何についての情報を知りたいのか?
という【自己認識】をやっていなければ見つけられませんよね。
情報過多で、さらには何が正しい情報で間違った情報なのか?も、あなたが自ら学ぶ姿勢と貪欲な向上心がなければいつまでたっても情報に左右され続ける未来が待っています。
子供のことを理解したいのであれば、子供が興味のある分野について勉強する、犯罪でないことに関しては自ら体験してみるなど・・・それくらいの柔軟性は必要です。
《思考の柔らかさ=心の柔らかさ》
ですからね。
あなた自身の価値観や目標などは誰に何を言われようが思われようがブラさないでください・・・ただ、自身の価値観を子供をはじめ他人に強要することは更生を遠ざけるのでそこは肝に銘じておいてください。
私もそうでしたが、《自分の考え方が正しい》は時として相手を傷付け追い込むこともあります。
どのようなモノも裏と表があることを忘れないでください。
それではまた。
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