こんばんは。
1997年に発生した神戸連続児童殺傷事件の加害者「少年A」の手記が話題となっていますね。
下に貼付しているのは、少年Aの親が事件から2年後に出した本の内容が一部書かれたページです。
少年Aの親の考え
この内容から、少年Aがずっと両親に対してSOSを出したことが感じ取れる部分があります。
少年Aの両親は共に
子供の闇(傷付けたこと)に気付いていなかった
ことも考えられます。
精神鑑定の結果、少年Aは精神に異常がない状態で女児2名を殺傷し、男児1名を残忍な方法で殺害したのです。
また、この中で両親が
息子のことを知らな過ぎた
などとも語っていますが、それ以前に
自分(親自身)のことすら知らな過ぎた
ということに気付いているのかも疑問です。
今回の少年Aの手記出版については、当然ながら激しい賛否の「否」の意見が強いことは理解できますが、この事件から学ばなければならないことも多々あると私は感じています。
子供の非行(親子関係の不仲)を放置(放棄)するも、解決策を探して努力していくも親の自由ですが、いつもお伝えしているとおり、親の決断によって子供の非行の目的が
「親への承認欲求」から「親への復讐」へとシフトチェンジ
したときに、傷つく可能性が高い人が
第三者である
ということを忘れないでください。
親が軸を築かずに生きている以上、子供がブレて非行にはしり犯罪などを犯してします可能性があるということを今回の事件から再認識していただければと思います。
そ
れではまた明日。
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