【Q 子供の反論に対応できないのですがそうすれば良いでしょうか?】
内藤さんこんにちは。
いつもメルマガを配信してくださり、ありがとうございます。
私は、子供にいつも痛いところ疲れることを言われて、反論できません。
反論しようとすると喧嘩になってしまうので、まったく親子の信頼関係が築けていない状況です。
私の子供にようなタイプの場合はどのように接すれば良いのでしょうか?
【A お母さんご自身の軸を築いた上で「一人の個人」として子供と向き合ってください】
こんにちは。
いつもメルマガを読んで頂いているとのことで、とても嬉しいです。
ありがとうございます。
「痛いところ」ということは、あなたの「本質」を突いている言動ではないでしょうか?
非行にはしる子供はよく「ひねくれている」と言われますが、私からすれば「素直」なんですよ!
私たち大人の言動の矛盾を素直に指摘してくれていることの方が多いですからね。
世の中の多くの人は
原因→理想の結果(目的)
というように物事を考えがちですが、私の考えでは
理想の結果(目的)→原因
となり・・・・考える順序が
逆
なのです。
これではさすがによく分からないので、例をあげます。
例えばあなたは今ダイエットをしています。
毎朝走ろうと決めていましたが、今日はあいにくの雨です。
この時、走らない多くの人は
「今日は雨が降っているから走れないや・・・」
等と考えます。
簡潔に言えば
雨(原因)→走らない(目的)
の順番になっているのです。
私の考えはこの逆で
走らない(目的)→雨(原因)
となります。
目的(走りたくないから走らない)を達成する為に原因(雨)を作りだす
もっと言えば
自分の言動を正当化させるため
自分が傷つかない(否定されない)ため
にこのように考えるのです。
もう一つ例をあげると、職場において
「○○(人・環境)がいる(ある)から仕事が進まない(やる気が出ない)」
という場合も同じことです。
嫌いな人がいる
嫌な環境がある
という原因を
仕事をしたくない
やる気が出ない
という
目的[言い訳する自分を正当化したい]
を
達成させるために原因を引き出している
ということです。
世の中の多くの人が肯定している考え方の本質は、実は逆だと私は考えていますし、私のカウンセリングでもコーチングにおいてもココは重要なキーワードになります。
子育てで言えば
「子供が生まれたから○○できない」
「旦那が○○だから~」
「妻が○○しないから~」
等など、これらも全て同じです。
そして、子供たちは親であるあなたのこのような
矛盾(本質とのずれ)
を見ていますからね。
以前にもお伝えしましたが、子供は経験も人間関係も未熟ですが、だからこそ
「本質」を素直に見ることができる
のです。
「親が子供から学ぶことが多い」という言葉もこのようなことから言えるのです。
当然私も、前記のようにいつも「言い訳」ばかりして、逃げていた時期がありました。
ですが、その生き方が自分の中で
ダサい(胸を張れない生き方)
ことだと気付いてから大きく変わりました。
それぐらい
「本質を受け入れること」は重要
だと考えています。
あなたにも当てはまることはあるのではないでしょうか?
更生できない子供や、変われない親の多くは
過去→現在
にしか目がいかずに、囚われ続けます。
変わったクライアントの方々は全員
過去を整理
した後に
現在→未来
未来→現在
をみています。
過去の原因を整理することは大切ですが、変えることが出来ないものをいつまでも引きずっていても何も変わらないことや、そこに時間を費やしていることが「時間の無駄」だと気付くことができれば、一気に変わっていきます。
その「変わる手前」まで導くのが私の仕事です。
今日の内容は少し難しいかもしれません。
ご質問等があればお気軽に連絡を下さいね。
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