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【非行 ひきこもり】破壊と創生

この記事は3分で読めます

こんにちは。

 

突然変異により塩基配列の異なる49種類の新型コロナウイルスがあるという論文が公開されて、すべてのコロナウイルスに対応できるワクチンの開発が事実上不可能との見方が強まっているとの研究データもあり、いよいよ世界的にとても深刻な状況に入ってきたと思います。

 

昨日、一昨日と都内の感染者は40名を超えていますが、これも1、2週間前に感染した人たちかつ検査を受けた人たちの数に過ぎないので、小池知事が言っていた4月12日までの感染者数によってはロックダウンも全然ありえる気もしますよね。

 

昨年末は他人事だった新型コロナウイルスが、わずか3ヶ月程度で世界を震撼させるまでに脅威を振るっている状況は、非行やひきこもりに気づいた最初の状況と似ています。

 

「うちの子には無縁」などとつい最近まで思っていたのに、気づいたら髪を染め、ピアスをあけ、暴力的になり、犯罪を犯したり、家に帰ってこなくなる・・・

 

わずかな期間で人間も状況も大きく変化することを体感できていることは、今後の人生において大きな糧になります。

 

また、買い占めなどの問題からも分かるように、人間は

 

 恐怖や不安

 

を強く感じると心を制御できなくなり、結果として行動も暴走していきます。

 

若者の危機意識がと今になって騒がれていますが、初期の段階で若者が使う媒体(SNSなど)を通して危機意識を受け付けられなかったこと、若者に否定的な印象を与えるような言動を多く取ったことが、制御不能な状態を招いた大きな要因だと個人的に思っています。

 

現状において、若い世代の行動を自制させる方法は

 

 恐怖や不安を仰ぐ情報(動画など)を見せる

 

ことが一番効果的です。

 

日本ではご法度と捉えられることです、警察官の経験からもこれは言えます。

 

交通安全教室にしても、優しい言葉で優しい絵や壊れた車の写真を見せたところで、免許すら持っていない、子供には大して意味がありません。

 

本当に交通ルールを守ってほしいのであれbば、守らなかったがゆえに起きた事故の人間の体がどうなるのか?などを写真などで見せた方が効果的です。

 

警察官が運転に気をつける理由も、何百というご遺体と関わってきたり、資料(写真など)を見てきているからです。

 

新型コロナウイルスに感染した2割の人が重症化して、全体の5%の人が入院から数時間から半日で人工呼吸器をつけなければならない容態になる。

 

海外の患者さんの動画でもその様子は見てわかります。

 

イタリアでは70歳以上の患者に使っていた人工呼吸器を外して若い患者に使用するしかない状況になっています。

 

日本の病院でも新型コロナウイルスの検査等に必要不可欠なN95マスクが圧倒的に足りず、このまま増え続ければ医療崩壊が現実的になることも避けられないかもしれません。

 

ということは、イタリア同様のことが日本でも起こりうるわけですよね。

 

そしてイタリアの若者の間では、自分が新型コロナウイルスに感染したことが原因で両親や祖父母に感染が広がり、結果として大切な人を亡くしてしまい、自分の軽はずみな行動に対しての呵責に苦しむことになっています。

 

 

子供の自殺の問題にしかり、8050問題にしかり、「あの時もっとこうしておけば」の後悔は心をどんどん蝕んでいきます。

 

こうした状況を乗り越えられるかどうかも、一人ひとりの意識が重要ですし、子供に対しての言動も

 

 伝え方や伝える順番

 

に今まで以上に意識を向けていく必要があることを忘れないでください。

 

これからしばらくの間(〜20年くらい)は激動の期間になると思います。

 

私も自分自身はもちろんですが、家族や友人、クライアントの方々を最大限にフォローできるように、自分がやるべきことはブラさずに柔軟性を持ってやっていきます。

 

連日書いていますが、大人の心が不安定になると、子供もどんどん不安定になりますので、現時点でお子さんが非行やひきこもり、不登校になっているご家庭は気を引き締めていきましょう。

 

それではまた。

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プロフィール


はじめまして。
元警察官で現在は成人非行更生を
専門としたカウンセラーをしている
内藤佑と申します。

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