こんにちは!
非行更生になかなか苦戦している親御さんが多くいますが、なぜ上手くいかないのかしっかりと考えていますか?
いつもお伝えしている通り非行更生は
①正しい方法
②正しい順番
この2つがしっかりとしていなければ上手くいきません。
そして厄介なことは①に関しては各ご家庭で正しい方法が異なるということも大きな要因になっています。
子供や親御さんの性格、過去にあった出来事の時の対応の振り返りと分析などをやっていかなければ適切な方法が見えてきませんので。
ただ、②に関しては全ての人に共通しています。
そしてこれは自分の人生をネガティブに生きている方々にも共通しています。
今日は②について一つの方法をお伝えします。
それが
【TEFCAS(テフカス】
です。
・・・は?ってなりますよね。
実はこれ
Try
Event
Feed back
Check
Adjust
Success
の略です。
この上から下にかけての順番が私が言う正しい順番の1つになります。
上手くいかない人たちは特にTとFが出来ていないんですね。
Tがうまくいかないのは単純で・・・そもそも考えたり悩むだけで行動していない。
Fについては・・・ネガティブな解釈をしているからすぐに諦める癖がついている。
例えば、あなたが自転車に乗れるようになった時のことを想い出してください。
自転車に乗りたいと思い自転車に乗ってみる・・・T
直ぐに転んでケガをする・・・E
転ぶと痛い、前に進めないこと(自分の現在地)に気付く・・・F
上手く乗れている人を観察したり改善点を見つける・・・C
上手い人を真似したり、改善点を活かして乗ってみる・・・A
さっきより少し前に進めるようになる・・・S
みたいな感じです。
だいたいお分かりになったかもしれませんが、『自転車に乗れるようになりたいな』と思っているだけだは一生乗れませんよね?
『転ぶと痛いからもう乗らない』とか『私には向いていないんだ』などとマイナスに解釈するとマイナスな感情が生まれて行動する気が失せますよね?
だからこそ、私がいつもお伝えしている
【プラスに切り替えること】
【客観的にみる柔軟な視点】
が重要であり、一人で切り替えが出来ない、すぐにネガティブになるのであれば、すでにTEFCASを上手く使えている人を傍におく必要があります。
あなたがどれだけ頑張っても子供が更生しない親子関係が改善しない大きな要因の一つに上記順番がぐちゃぐちゃになっていたり、TとFがやれていないからかもしれませんので参考にしていただけたら幸いです。
それではまた。
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