こんにちは。
梅雨入りが迫っているような暑さですね💦
さて、昨日兵庫県の男子高校生が橋から飛び降りて遊歩道に転落し亡くなる事件がありました。
目撃者の証言では自ら飛び降りたとのことなので、自殺の可能性が高いですね。
この時期での自殺は、例年の
夏休み明け直前の自殺
と似ています。
学校再開前後は子どもの自殺は増えますので、他人事とせずあなたのお子さんはもちろんですが、身近で起こる可能性は全然あるので、こうした事件を観て、もしあなたのお子さんや周りの子どもや大人が死を選ぼうとしている時に
私には何ができるだろうか?
と考えてみてください。
私は警察官時代から遡ると、お世話になった上司、先輩警察官
7人自殺
しています。
お世話になってはないけど知り合いの警察官も入れると7年間の在職期間中に把握しているだけでも
15人
います。
他にも警察業務では数え切れないくらいの自殺の現場へ行ったりご遺体やご家族と関わることがありましたし、前にも何度か話したことがありますが、自殺企図で保護した中年の男性を何時間もかけて説得して、話を聴いた数時間後に自殺してしまうこともありました。
こうした経験があるからこそ、私は
支える側に必要なこと
を実体験から学び活かしています。
先ほどあなたに投げかけた質問を私は当時から、死に直面するたびに自問自答していました。
悩んでいる人をはじめ、非行やひきこもりの子どもたちを更生に導くために身近にいる人に
【最低限で必要な条件】
が
・支える側が自分の人生を前向きに生きて、生きることの大切さを背中で示している
・+−+など聴く力が強い
・居てくれるだけで安心感がある落ち着いた精神状態
・冷静で自分(子ども)には無い視点や気付きを与えられる
になります。
反対に自殺に発展してしまったり、更生しないあるいは悪化していく身近な人の考え方などが
・自分軸がない
・被害者意識が強くネガティブな思考
・言い訳ばかりで行動しない
・綺麗事ばかりいう
・心が不安定(メンヘラ)
・自分の価値観を押し付ける
・人や環境に責任を転嫁する
になります。
これらにどれか一つでも当てはまると子どもを守ることも、更生を叶えることも不可能に近くなります。
だからこそ、私がこのブログで散々伝えている基礎的なことが重要になるわけです。
基礎を疎かにしたり中途半端にすると後々痛い目に遭いますので、お子さんの状況や関係が芳しくない場合は振り返りの参考にしてください。
それではまた。
この記事へのコメントはありません。